野外ゼミin狭山丘陵南部(2023/5/28)
当ゼミでは野外学習を年2~3回おこなっています。これは普段の教室でのゼミでは伝えられない自然環境のしくみを理解して、社会生活とのかかわりについて学ぶ機会となっています。
今回は2023年5月28日に開催した専門ゼミ(学部3年生向け)野外バージョンの様子をちょっとだけ紹介します。
出発は、ベルーナドーム。
鉄道と沿線開発がセットとなる戦後日本の宅地・リゾート開発を知りました。
まだまだ元気です!
多摩湖と狭山湖。
東京地区の人口問題を解消すべく造られた人造湖(貯水池)。なぜここだったのか、短期間でつくるための知恵、地図に消された歴史を知りました。
お昼は、武蔵野うどん。
稲作に適さない武蔵野台地で栄えた小麦栽培に思いを馳せながら、極太の麺をすすりました。
午後のお散歩は玉川上水。
江戸時代につくられた上水道をめぐります。多摩川から引き込まれたきれいな水と直線的な緑の空間は正に都会のオアシスに。自然河川との知恵の交差も学びました。
最後は横田基地。
広大な基地は、多摩川の扇状地があったからこそ。
そこに今潜む大きな水質汚染(PFAS)問題。私たちはどうすべきか、みんなで意見を出し合いました。