ゼミ合宿in静岡・浜松(2023/9/10-12)
当ゼミでは泊りがけのゼミ合宿を年1回おこなっています。これは普段の教室でのゼミでは伝えられない、自然環境の捉え方の総合的理解や調査研究方法の習得を目的をしています。
今回は2023年9月10日から12日にかけて開催しました。お天気にも恵まれた2023バージョンをちょっとだけ紹介します。
9/10 午前
ふじのくに地球環境史ミュージアム視察
文化施設の社会的価値を知り、現状の課題について学ぶ機会をなりました。
9/10午後
日本平・三保松原見学
景勝地となった大地のなりたちをオンフィールドで学びました。また自然環境を維持することの意義を議論しました。
9/11午前
超音波科学館視察
超音波技術について広く学びました。海底地形計測から、医療、食品業界まで幅広で活躍していることを知りました。
9/11午後
養鰻場見学
浜名湖といえばうなぎ。その養殖の方法や現在かかえている問題について、養鰻業者から直接お話しをお聞きしました。
9/12午前
浜名湖船上実習
実際に船にのり、水質や底質観察やサンプリング方法について学びました。
野外ゼミin狭山丘陵南部(2023/5/28)
当ゼミでは野外学習を年2~3回おこなっています。これは普段の教室でのゼミでは伝えられない自然環境のしくみを理解して、社会生活とのかかわりについて学ぶ機会となっています。
今回は2023年5月28日に開催した専門ゼミ(学部3年生向け)野外バージョンの様子をちょっとだけ紹介します。
出発は、ベルーナドーム。
鉄道と沿線開発がセットとなる戦後日本の宅地・リゾート開発を知りました。
まだまだ元気です!
多摩湖と狭山湖。
東京地区の人口問題を解消すべく造られた人造湖(貯水池)。なぜここだったのか、短期間でつくるための知恵、地図に消された歴史を知りました。
お昼は、武蔵野うどん。
稲作に適さない武蔵野台地で栄えた小麦栽培に思いを馳せながら、極太の麺をすすりました。
午後のお散歩は玉川上水。
江戸時代につくられた上水道をめぐります。多摩川から引き込まれたきれいな水と直線的な緑の空間は正に都会のオアシスに。自然河川との知恵の交差も学びました。
最後は横田基地。
広大な基地は、多摩川の扇状地があったからこそ。
そこに今潜む大きな水質汚染(PFAS)問題。私たちはどうすべきか、みんなで意見を出し合いました。